同じ皮質でも、器官が違う

リンパ節の外側の皮質ではリンパ小節を目印にできます。胸腺の皮質では胸腺細胞が密に集まり、その内側に髄質が続きます。皮質という名前が共通でも、そこにある細胞の集まりや内部の配置が同じになるわけではありません。リンパ節の髄質の髄索・髄洞を、そのまま胸腺の髄質へ当てはめず、それぞれの器官の断面として見ます。

胸腺の葉・小葉・連続する髄質

二葉から拡大線が小葉の断面へつながる。上から入る中隔は途中で終わり、濃い皮質の内側に淡い髄質が連続する。
上は一つの胸腺の左右二葉、下は一部を拡大した小葉の断面模式です。被膜から入る中隔は不完全で、隣り合う小葉の髄質は内部で連続します。皮質と髄質はどちらも細胞のある組織です。