四つの脳葉と二つの溝

大脳半球の外表では、前方の前頭葉、上後方の頭頂葉、下外側の側頭葉、後方の後頭葉を区別します。中心溝は前頭葉と頭頂葉の境界になります。外側溝は、その上側の前頭葉・頭頂葉と下側の側頭葉を隔てます。後頭葉は半球の後端側にあり、外側面では他の葉との境界の全てが一本の明瞭な溝で示されるわけではありません。島皮質は外側溝の深部にあり、外側の皮質に覆われています。通常の外側面を見たとき、島皮質の全面が四葉と同じように露出しているわけではありません。

四つの脳葉と二つの溝

左大脳半球を外側から見る。紙面左が前方、右が後方。中心溝の前方に前頭葉、後方上側に頭頂葉、外側溝の下方に側頭葉、後端側に後頭葉がある。二つの実溝の線を各名称へ結ぶ。後頭葉の前側の破線は代表的な領域区分の目安であり、外側面にその通りの一本の溝があるという表示ではない。各脳葉の指示線はそれぞれの皮質領域へ届く。
中心溝の前は前頭葉、後ろ上方は頭頂葉で、外側溝の下方には側頭葉があります。後頭葉は後端側にあり、外側面で他の葉との境界全てが一本の明瞭な溝になるわけではありません。

外側溝の深部にある島皮質

左大脳半球の外側面。前方が紙面左。上段は通常の外表で、外側溝の深部の島皮質は露出していない。下段では外側溝を覆う周囲の皮質を開き、その奥の島皮質の脳回を示す。上下は同じ側の半球を示し、島皮質は通常の外表から隠れている。島皮質の指示線は深部の組織へ、外側の皮質の線はその覆いの組織へ届く。
島皮質は外側溝の深部にあり、外側の皮質に覆われています。溝の周囲を開いて深部を見ると、表面からは隠れている島皮質の位置を確かめられます。