爪甲は根元側から先へ進む

爪母で新しい細胞が生じて角化することで、爪甲は根元側から指先側へ伸びていきます。新しい爪甲が作られる場所と、先端で外に見える部分の位置は違います。先端の角化した細胞が分裂し、爪の根元へ逆向きに新しい細胞を戻す成長ではありません。毛と爪はどちらも角化した構造ですが、毛母細胞・毛包と、爪母・爪床という作る場の違いを分けて覚えます。

爪の根元での形成と爪床の支持

指先の縦断面。左が根元、右が先端。根元の爪母は爪のひだに近く、爪甲の下に位置する。爪床はそれより先端側の爪甲の下に続く。爪甲の中の矢印が根元側から先端への成長を示す。
爪甲の主要な形成は根元側の爪母で進み、新しく角化した細胞が爪甲を先端側へ伸ばします。爪床は爪甲の下にあり、付着と支持に関わります。