骨盤への広がりと、臓器間の反転

腹膜の空間は腹部から骨盤側へ連続し、臓器の表面間で反転してくぼみを作る。くぼみの位置は、その前後にある膀胱・生殖器・直腸との関係から読む。臓器の組合せや反転する高さには性差や個体差があり、単一の図で全例を置き換えない。腹膜のくぼみは膀胱や腸の内腔と同じ場所ではない。

横行結腸間膜の上下と、傍結腸溝の連続

本人右が画面左、本人左が画面右の前面の位置模式。横行結腸間膜を淡色帯で置き、その上に結腸上部、その下に結腸下部を名付けする。上行・下行結腸の外形の外側に左右の傍結腸溝の位置を破線で示す。破線は独立した管や流体の流れる方向ではなく、外側の空間の広がりを示す。上下を完全な閉鎖袋にせず、骨盤側の腹膜腔への連続を説明する。左右の上方の連絡と制限を同一にしない。全陥凹・全反転・S状結腸間膜の詳細や全臓器の精密投影は省略。
本人の右は画面左です。横行結腸間膜は上下を読む目印で、外側の空間を閉鎖しません。破線は傍結腸溝の位置で、血流や独立した管ではありません。骨盤への連続と左右の違いを合わせて読みます。