腱中心へ集まる力と横隔神経

胸骨部は剣状突起の後面、肋骨部は下位六対の肋骨・肋軟骨の内側、腰椎部は腰椎の脚と弓状靱帯から始まります。周囲の筋線維が中央の腱中心へ集まります。収縮してドームが低くなり、吸気のために胸腔の上下の広がりを増やします。腹圧を支える働きにも関わります。通常の運動神経は横隔神経(主にC3〜C5)です。左右のドームを持ち、中央は筋線維ではなく腱の板です。三つの部と左右の脚は、この一筋の部分です。横隔神経の運動枝が筋線維へ届きます。腱中心そのものが筋として収縮するわけではありません。

横隔膜の三部と腱中心

上段は周囲の胸骨部・肋骨部・腰椎部から一つの腱中心へ集まる付着を示す。部と脚を独立した筋体へ分けない。下段の側面模式では筋の収縮でドームが低くなる形を比べる。腱中心は自ら筋として収縮する部位ではない。
上段は周囲の胸骨部・肋骨部・腰椎部から一つの腱中心へ集まる付着を示す。部と脚を独立した筋体へ分けない。下段の側面模式では筋の収縮でドームが低くなる形を比べる。腱中心は自ら筋として収縮する部位ではない。