後内側の神経と、上極の近くの神経

反回喉頭神経は甲状腺の後内側で、気管食道溝に関係しながら喉頭へ向かう。下甲状腺動脈の前を通るか後を通るか、分枝の間に入るかは一定ではない。上極では上喉頭神経の外枝が上甲状腺動脈に近い領域を通る。二つの神経を、血管の内腔や甲状腺ホルモンの排出管として読まない。

甲状腺の主要血管と喉頭神経の位置

上段は動脈起始の独立接続図で外頸動脈から上甲状腺動脈、甲状頸動脈幹から下甲状腺動脈が甲状腺へ達する。中段は上・中甲状腺静脈から内頸静脈、下甲状腺静脈から腕頭静脈への帰還を別の二行で示す。矢印は血液の向き。下段は画面左が前、右が後の広げた局所模式で、気管と食道の間に関係する反回喉頭神経と、甲状腺上極の近くの上喉頭神経外枝を別線にする。血管と神経の個別の交差順、全筋や精密断面は示さない。
動脈の起始と静脈の合流先を別々にたどります。下段は神経の通常位置だけを読む前後模式です。反回喉頭神経と下甲状腺動脈の交差順を固定しません。