動き、取り込み、運搬、供給
換気は肺胞へ空気を出入りさせること、ガス交換は肺胞と血液の間で酸素や二酸化炭素が移ることです。血液へ入った酸素は主に赤血球のヘモグロビン(Hb)に結合し、血流によって組織へ運ばれます。組織を通る血流が灌流です。呼吸数が増えても、一回に動く空気の量や、肺の壁を越えた酸素の量は別に確かめる必要があります。気道抵抗が増える経路と、交換する壁が厚くなる経路では、負担が増える場所が違います。SpO₂は、光を使う機器で動脈血の酸素飽和度を推定した値です。酸素飽和度はHbの酸素結合部位に酸素が結合している割合であり、Hb量や心拍出量、各組織へ届く量そのものを表す値ではありません。機器の測定方法や個人の数値判定は、ここで扱う段階の区別とは別の学習です。