便へ残る水の出入り

下痢は、便に含まれる水が増えて軟らかい便や水様便が出る変化です。消化管の内腔には摂取した水と体内からの分泌が入り、上皮を越える吸収で体内側へ戻ります。分泌が増える、吸収が減る、通過が速く吸収される時間が短くなるなどの経路で、便側に残る水が増え得ます。同じ期間に内腔への入力と内腔内の貯留変化をそろえて比べると、吸収が少ない分は出口側へ残り得ます。便として水や電解質が体外へ出る量が増えると、体内から失う量にも影響します。飲んだ水と体内から分泌した水は、出所が異なります。

消化管の水の出入り

縦に続く消化管の内腔と、その両側の壁・上皮を分ける。上から摂取した水が内腔へ入り、左の体内側から分泌の矢印が壁を越えて内腔へ向く。吸収は内腔から右の体内側へ壁を越える別の矢印。内腔内の水は下へ通り、便として体外へ向かう。
消化管の内腔には、摂取した水と体内から分泌された水が入り、上皮を越える吸収で体内側へ戻ります。分泌が増えること、吸収が減ること、通過が速く吸収の時間が短くなることは、便側へ残る水を増やし得る別の経路です。同じ期間の入力と内腔の貯留変化をそろえて比べると、吸収が少ない分は出口側へ残り得ます。