今の問題と、先の出来事を減らす目的
予防は、発症や再発、合併する問題、機能の低下など、避けたい出来事が起こる可能性や影響を減らす目的です。再発は、一度軽減したり治まったりした疾患が再び現れることを指します。今ある症候を軽くする目的と、将来の悪化を減らす目的は、対象と時間が違います。治療を受けている間にも、将来の問題を予防する目的が重なります。感染を治療する目的と、病原体がほかの人へ移る機会を減らす目的も、働きかける段階が異なります。治療か予防かという言葉だけで分けるより、何の出来事を、いつ減らしたいかを示すと、その働きかけの意味が明らかになります。