短い反応と、持続する目標

作用直後に現れる即時の反応と、構造の修復、活動の習得、環境の調整には、確かめる対象や必要な時間の違いがあります。苦痛が軽くなったという短い時点の情報は、その時点の苦痛についての成果です。組織の働きが戻ったか、支援を使う活動が続けられるか、生活の役割へつながったかは、それぞれの条件で確かめます。目標に合わせて、次に何を、いつ、どの条件で観測するかを共有します。観測の時期は目指す変化と経過に合わせ、全ての働きかけを同じ日数や一つの改善率で判断するものではありません。

実施、観測と経過の条件

同じ時間軸で実施前、何を目的にいつ行ったか、実施後の記録を対応させる。本人の経験、身体機能、行えた活動を異なる観測対象として時刻と条件を記録する。自然経過、同時期の別の介入、休息や活動の条件、試料や測り方を確かめる。前後の改善という事実と、その改善の原因を別にする。即時の反応、修復、活動の継続について、目標に合う観測時期と条件を共有する。
目的と実施内容を時刻へ対応させ、前後の経験、身体機能、活動を条件とともに記録します。自然経過や同時期の別の介入、観測条件を合わせ、得られた改善とその原因を分けます。次の観測は目標と経過に合う時期や条件で共有します。