転化――条件が変わり、反対の性質に移る

一日の経過を追い、日中の陽の側から夜の陰の側へ移ると捉えるのが、転化を理解する身近な例です。同じ昼夜の例でも、昼夜の長さの増減を述べれば消長、昼から夜への移行を述べれば転化に焦点が当たります。一つの現象には複数の関係が関わるため、問題では何を説明しようとしているかを読み取ります。

消長と転化は、見る変化が異なる

上段は昼と夜の長さを比べ、昼が長く夜が短くなる例を消長と示す。下段は時間に沿って日中の陽側から夜の陰側へ移る例を転化と示す。
消長は昼夜の長さの増減、転化は日中から夜への移行を例に考える。概念の比較図であり、陰陽の量を測定したデータではない。