疾病の特徴と個人の評価を分ける

夜間・早朝に出やすいことと、冷気や香りが誘因となる場合があることは、喘息に関する代表的な症候知識である。この二つの情報がそろうことだけで、個人の病名を確定するものではない。 観察された時間や状況を理解することと、確認のために冷気・香りへさらすことを分ける。本章から、症状の誘発、呼吸機能検査の実施、薬剤・吸入方法、個人の施術適否を決める手順は導かない。

喘息の症候に関わる時間帯と誘因

夜間・早朝。冷たい空気。香水・線香などの香り。喘息の症候の例
咳・痰・喘鳴・息苦しさ
時間帯と二つの誘因を別の関係として示した独自概念図。全症候がそろう必要はなく、全患者で同じ誘因となるわけでもない。単一の病態経過、症状の誘発や診断のルールを示す図ではない。