甲状腺機能の値と眼症は常に同じではない

GOの症状は、甲状腺機能亢進症の症状より先に、又は同時に始まることがある。甲状腺機能が正常な場合にもGOは起こり得る。甲状腺機能が亢進していることを、GOが成立する必須条件にはしない。 この違いは、ホルモンの産生状態と眼周囲の免疫性病変を分けて理解するために重要である。眼の症状や一つの甲状腺の値だけで、個人の病気を確定するものではない。

GOの眼周囲病変の経路

GOの眼周囲病変の経路
眼周囲の免疫性病変を示す概念図。甲状腺機能が正常でもGOは起こり得る。正常甲状腺機能が眼症を起こすという因果を示すものではなく、全員に同じ眼症が現れるとも限らない。