病的な硬化と、起こりやすい領域

どちらの病気も、靱帯が厚くなって骨のように硬くなる変化が、脊髄への圧迫に関わる。組織の病的な変化、起こりやすい領域、圧迫される神経を分けると、説明のつながりを追いやすい。 後縦靱帯が脊髄の前側にあること、黄色靱帯が後側にあることは、靱帯の位置の情報である。どの脊椎領域に病気が多いかという情報とは別に読む。本章の図は好発領域の対応を示し、個人の症状だけから病名や治療方法を決める図ではない。

靱帯骨化疾患と好発領域

後縦靱帯
骨化症。頚椎に
多い。黄色靱帯
骨化症。胸椎に
多い
二つの靱帯骨化疾患と、その好発領域を対応させる概念図。後縦靱帯骨化症は胸椎にも生じ、各ペアは唯一の発生領域を示すものではない。疾患間の進行や、正常な靱帯の前後配置を示す矢印ではない。