他の骨腫瘍の特徴と区別する

既存の骨肉腫の項目では、腫瘍性の類骨・骨形成と、長骨の骨幹端という代表的な部位を扱った。骨巨細胞腫では、成長終了後に多いことと、骨端に好発することを区別して対応させる。骨軟骨腫の骨表面への突出・軟骨帽とも異なる疾患の特徴である。 骨巨細胞腫を必ず良性であると限定しない。まれに良性のまま肺へ広がる例や、悪性である例も報告される。好発時期・部位や良性という呼び方だけで、個々の人の診断や病変の性質を確定することはできない。

局所の増殖から骨の弱まりへ

局所の増殖から骨の弱まりへ
好発情報は成長終了後・長骨の骨端である。図の矢印は、腫瘍による局所骨破壊から骨の弱まり・骨折リスクへつながる関係を示す。成長段階や部位そのものを骨破壊の原因とせず、すべての例で骨折が起こるとも示さない。