病型の説明と医療確認の役割を分ける

ここでは、骨折した骨・部位と、関連する関節の病態という異なる構造情報を対応する。痛み、腫れ、姿勢だけから病型を個人に確定したり、確認されていない別の損傷を一律に否定したりする課題ではない。二つの損傷があるという一般論を覚え直すだけでなく、それぞれの病型がどの組合せを持つかを読む。 RCHはMonteggia骨折脱臼に緊急の整形外科評価が必要とし、Galeazzi骨折脱臼でも整形外科への相談を求める。複合損傷が疑われる場合は、病型の認定まで自己判断で待機せず専門の医療評価へつなぐ。実際の整復・固定の操作や、患者別の待機時間・施術適否は本章から選ばない。

前腕の骨傷害と関連する関節の病態

骨傷害の組合せと
関連する関節を対応する。Monteggia基本型
尺骨骨折+橈骨頭脱臼。Galeazzi主型
橈骨骨幹遠位1/3骨折+DRUJ損傷。RCHの小児equivalent
橈骨骨折+尺骨遠位骨端線骨折
DRUJ損傷なし
各病型の骨傷害と関節情報を言葉で対応した独自概念図。骨の形・画像・整復の手順ではなく、傷害が順番に進む経過図でもない。基本型を示し、併存する骨折や別のvariantを一律に除外しない。equivalentのDRUJ損傷なしを、骨傷害なしや全関節無傷・無害へ読み替えない。