骨折部位と神経の名称をそろえる

柔道整復理論 骨折病型と合併症の病態・経過

既存教材で扱った小児の肘外顆骨折後の遅発性尺骨神経障害は、骨折の部位や成長過程を対応させた別の学習課題である。既存の肘外顆骨折後の遅発性尺骨神経障害の説明を、そのまま今回の骨幹部骨折の合併症として持ち込まない。 この章は、骨幹部骨折と合併し得る橈骨神経傷害の対応を扱う。患者に実際の神経傷害があるかを骨折名だけで確定したり、検査・整復・固定の方法や神経の回復時期を決めたりする手順ではない。

骨折部位と、合併し得る神経を分ける

骨折部位と、合併し得る神経を分ける
CUHの説明から作成した独自概念図。上腕骨骨幹部骨折について、骨折の所在と合併し得る神経傷害を別の対象として示す。神経の走行・筋支配の模型、全例の合併保証、検査や処置の手順ではない。