同じBMIでも、中身は同じとは限らない

体重には筋肉や脂肪などが含まれ、筋肉などの組織にも水分があります。筋肉・脂肪・水分を互いに重ならない三つの区画として足すわけではありません。BMIは身長と体重から求めるので、これらの内訳を直接測る値ではありません。同じ身長・体重、同じBMIでも筋肉と脂肪の割合は異なり得ます。短期間に水分量が変われば、脂肪が増えたとは限らなくても体重は変わります。計測では時間、衣服、器具などの条件をそろえ、単回値と推移を分けて読みます。推移があっても、それだけで構成の変化や原因が全て決まるわけではありません。

同じBMIと、異なる構成

上に同じ身長・同じ体重から同じBMIという共通条件を置く。AとBの等しい外枠の中を、斜線の脂肪と点模様の脂肪以外に分け、二つの内訳が異なり得ることを示す。両部分へ直接ラベルし、色だけで区別しない。脂肪以外には筋など、組織の水分も含むと図内で説明する。別の測定条件の記録枠に時間・衣服・器具と水分の変化を置き、水分を外枠へ足す第三の部分にはしない。単回値と推移を分けると直接添える。棒の割合は実人体の値ではない。
同身長・同体重なら同じBMIですが、内訳まで同じとは限りません。A/Bは脂肪と脂肪以外を区別する概念的な構成比較で、面積は実人体の測定比率ではありません。筋などの組織にも水分があるので、水分を第三の区画として加算しません。水分の変化や計測条件は別記録で考えます。BMIは体重kg÷身長m²の指標で、内訳・原因や短期間の脂肪変化を単独で確定するものではありません。成人の限定入門で閾値診断は扱いません。