二つのポンプと、器官への枝

主経路では右心・肺・左心・体が直列につながる。ここでは体の代表的な器官への並列枝を扱い、枝へ分かれた流れが静脈側で再び合流する。同じ血液が左右のポンプを順に通るため、二つの拍出量を足して主経路の単位時間に通る体積(流量)を二倍にしない。全流れが指定経路を通り、迂回や外部の出入りがなく、各区画の同じ期間の始めと終わりの量が同じ模型では、左右の平均拍出量は一致する。期間内の一時的な貯留はあり得るため、全ての瞬間や一拍まで同量とは限らない。始めと終わりの量が違えば、流入と流出の差を残す。

直列と並列のつながり

上段には右心、肺、左心を同じ大きさの役割の枠で並べ、右向きの血流矢印で右心から肺、肺から左心へつなぐ。左心から下に進んだ主経路が三つの枝へ分かれ、器官あ、器官い、器官うの代表例の枠をそれぞれ通る。三つの枝は下で合流し、左端の戻り経路を上に進んで右心へ入る。分かれる点と合流する点は別の位置に描き、各枝には同じ方向の血流矢印を置く。枠は経路の役割のまとめで、器官を一つの血液の腔と定義するものではない。左右のポンプを順に通る主流を追い、左右の拍出量を足して二倍にしない。左右の平均拍出量が一致するという条件は、指定経路を通り、外部の出入りや迂回がなく、同じ期間の始めと終わりの各区画の量が等しい模型に限る。途中の貯留変化、瞬間や一拍の差は否定しない。枝の幅や三つという本数から実際の分配比率や全器官の経路を推定しない。
右心・肺・左心は順につながり、体の代表的な器官へ分かれた枝が静脈側で合流します。指定経路だけを通り、同じ期間の始めと終わりの各区画の量が等しい模型では、左右の平均拍出量は一致します。期間内の貯留は変わり得るので、瞬間や一拍まで同量とは限りません。枝の本数・線幅は全器官数や流量比を表しません。