長鎖脂質の出口は腸のリンパへ

小腸上皮細胞から組織側へ出るカイロミクロンは、絨毛内のリンパ管である乳び管へ入り、リンパを通って静脈血へ届く。血液の毛細血管から門脈へ向かう代表経路とは、初めの出口が違う。全ての脂質や吸収物が必ずリンパを通るという意味ではない。短鎖・中鎖脂肪酸などには、主に門脈側へ運ばれる経路もある。鎖の長さは脂肪酸分子の炭素のつながりの長さを指し、詳しい区分は後で扱う。静脈血へ入った後の運搬と、組織の細胞が実際に使うことも別に確認する。

組織側から、血液とリンパへ

上に小腸の上皮細胞の並び、その下に間質を置く。左の水溶性成分の代表は一個の上皮細胞の中央にあり、その細胞の基底側から組織側へ出て、腸壁の毛細血管に入り、連続した血管の門脈部分から肝臓内の血管を通り、肝静脈側から下の静脈血へ戻る。肝臓の組織の色と内部を通る白い血液路を分け、全てが肝細胞に取り込まれたとは描かない。右の代表的長鎖脂質でも、カイロミクロンは一個の上皮細胞の中央から基底側へ搬出され、間質から乳び管の側壁を越えて入る。続くリンパの経路から静脈血へ届く。乳び管の上端は丸く閉じた盲端で、そこに直接流れ込む開口は描かず、血液の毛細血管の形と分ける。二経路は下の静脈血で合わさるが、初めの出口と門脈・肝を先に通るかが違う。輸送形を同じ分子へ置き換えず、全脂質や全吸収物に同じリンパ経路を保証しない。
上皮を越えた後の代表的な二出口です。水溶性成分の多くは毛細血管から門脈・肝を経て静脈血へ、長鎖脂質のカイロミクロンは乳び管・リンパから静脈へ届きます。左右は経路比較で身体の左右ではありません。短鎖・中鎖などの別経路、全分枝・寸法・量は省略し、到着を利用完了とはしません。