セクレチンは酸性内容物への調節

胃から十二指腸へ酸性の内容物が届くと、それに応じて十二指腸などの粘膜の細胞からセクレチンが分泌される。セクレチンは血液を介し、膵管系から炭酸水素イオンに富む液の分泌を促す。この液が管を通って腸の管腔へ届き、酸性内容物の中和を助ける。入力となる酸、調節信号のホルモン、中和する液は別の物質で、同じ管を流れる荷物ではない。

酸の入力、血中の信号、管腔への分泌

左に十二指腸の管腔と粘膜上皮の細胞列、その一部にホルモンを分泌する細胞を描く。管腔の酸性内容物から細胞へ向かう破線矢印は入力であり、酸が血液へ同じ荷物として運ばれる意味ではない。粘膜細胞から出た小丸のセクレチンは右の血管へ入り、血流に沿って運ばれ、膵管系の細胞の外側へ届く。凡例には血液中と同じ緑の塗りと輪郭の小円の見本を置き、セクレチンへ対応させる。小丸はホルモンの識別で個数の測定ではなく、大きな円で描いた分泌細胞とは別である。膵管系の細胞が下の管腔へ炭酸水素イオンに富む液を分泌し、この白い導管は左の十二指腸の白い管腔へ開く。実線の矢印はそれぞれ名前が異なる荷物の向き。セクレチンを膵管から十二指腸へ流す形にせず、酸の入力、血液のホルモン、導管の中和液を別に追える。ホルモン到着だけから実際の分泌量を確認済みとしない。
セクレチンの代表例です。凡例の小さな緑の円はセクレチン。破線矢印は酸の入力、実線矢印は名前が異なる荷物の移動。粘膜細胞のセクレチンは血液で膵管系へ、炭酸水素イオンに富む液は導管から管腔へ届き中和を助けます。位置・全分枝・分泌量は模式です。