前葉へは血管で信号を送る

視床下部から前葉へは、下垂体門脈という血管の経路で信号が運ばれる。門脈は毛細血管の領域と別の毛細血管の領域を結ぶ血管系で、神経の軸索ではない。視床下部が出す放出ホルモンなどを前葉の内分泌細胞が受け取り、その細胞が自身のホルモンを合成して血液へ放出する。視床下部からの分子と、前葉からの分子は同じ在庫をそのまま押し流したものではない。

前葉への血液の連絡

上に視床下部、下に下垂体前葉の領域を置く。角丸枠は組織の領域で、内側の楕円は一個の細胞である。上の楕円には分泌細胞、下の楕円には内分泌細胞と直接表示し、組織を細胞の輪郭、楕円を核と取り違えない。視床下部内の分泌する細胞から丸印の調節ホルモンが上側の毛細血管の領域へ出る。その血管は中央の下垂体門脈として、下側の前葉の毛細血管の領域へ続く。上下の血管領域と中央の血管を同じ塗りと輪郭でつなぎ、神経の軸索や一個の細胞の境界とは別の形にする。丸印は門脈内を下へ進み、下側の血管を出て前葉の内分泌細胞の外側受容体へ接する。前葉の細胞は上の細胞とは別の閉じた膜で囲む。その前葉細胞自身が作るホルモンは三角で表し、細胞からさらに下の全身へつながる血液へ放出する。上位の丸印が前葉をそのまま通り抜けて三角へ姿を変える経路は描かない。視床下部と前葉の位置の上下関係、門脈による血中連絡、受け手の別細胞の産生を追う模式で、分子数や血流量・実距離を示さない。
角丸の枠は組織の領域、内側の楕円は別々の分泌細胞です。視床下部の調節ホルモンは門脈の血液で前葉へ届き、別の前葉細胞が自身のホルモンを合成して放出します。丸印は上位の分子、三角は前葉の分子で、同じ在庫の押し流しではありません。門脈は血管の経路。輪郭・粒・量は模式で、全入力や精密な配置を描いていません。