波が進む場所とイオンの移動

一つの場所の電位変化は、隣の膜へ局所的な電気的影響を与える。そこで必要なチャネルが働けば、その場所でも活動電位が再生される。この繰返しで軸索を伝わるので、一つのイオンが軸索の端から端まで走ることを表してはいない。通常の開始部位から先へ伝わる流れと、途中の膜を人工的に刺激する場合を分ける。途中の刺激では両側が発火できる条件なら両方向へ伝わり得る。隣へ影響が届いても、その部分の必要なチャネルが回復していなければ再生は保証されない。

同じ粒の旅ではなく、隣で再生

髄鞘を省略した連続した軸索の、隣り合う二つの膜部分を二つの時刻で比較する。場所は両コマで固定し、手前のまるまめと隣のそらまめは、それぞれの膜部分の反応役として同じ位置に描く。前の時刻では手前に二重の活動枠と発生の表示があり、隣は未発火とする。破線の矢印は手前から隣へ届く電気的な影響で、イオン一粒が全長を走る道ではない。次の時刻では隣のそらまめに二重枠と再生の表示が現れる。前の場所の後の状態は図では省略する。隣の膜が必要なチャネルを使える状態で、開始に必要な閾値へ達するという模型条件で再生を示す。各場所で局所のイオン移動は起きるが、同じ一粒の長旅とは分ける。まめは実際の細胞やイオンでなく膜部分の反応役である。通常の開始部位からの一例で、途中の人工刺激の全方向や全神経の伝導条件を示さない。
同じ連続した軸索の二つの膜部分を、前と次の時刻で見ます。まめは膜部分の反応役です。隣が必要なチャネルを使える状態で閾値に達する模型で、局所のイオン移動はあります。髄鞘と前の場所の後の状態は省略しています。