尿管は尿を運ぶ筋のある管

形成された尿は集合管の出口から腎杯、腎盂、尿管へ進み、膀胱に届く。尿管の壁には平滑筋があり、収縮が管に沿って伝わる蠕動によって尿の輸送を助ける。重力だけで流す空の排水管ではない。尿管が運ぶことは糸球体で尿の材料を濾過することや、膀胱で尿を蓄えることとは別である。尿管と、膀胱から体外へ続く尿道を取り違えない。

尿管は、壁の動きで運ぶ

左右に続く同じ尿管部分を前後の二場面で描く。上では左寄りの壁が狭まり、その右側に尿がある。下では狭まる場所が右へ進み、同じ尿が膀胱側へ移る例を示す。前後の横の縮尺と向きは同じで、尿そのものを新しく作る矢印はない。収縮の引出線は管の狭まった壁へ、尿という直接名は管腔の液に置く。赤い外側は平滑筋を含む尿管の壁で、端を閉じた袋にしない。尿管輸送を重力だけの流れや排尿完了と同じにしない。
尿管の一部分を同じ縮尺・向きで比べる位置模式です。狭まる場所が進み、その先の尿の輸送を助けます。赤い壁は平滑筋を含む管の壁で、尿道とは別です。収縮の進む速度、尿量、必ず同じ移動量になるという条件は示しません。端は省略した管の続きです。