誰について何を知りたいか

調査で傾向を知りたい対象全体を母集団、そこから選んで実際に調べる一部を標本といいます。ある学校の全学生の通学時間を知りたいなら、全学生が母集団で、調べた学生が標本です。一人ずつについて測る通学時間が変数で、学生一人が観測の単位になります。同じ学生を一週間に5回測れば、測定値は5個でも学生は一人です。何人についての情報かと、何回の測定かを分けると、調べた情報をどの集団へ説明できるかを考えやすくなります。

母集団、標本、一人と測定回数

上段の学校の全学生から、番号2、5、9の学生を選んで調べる標本へ進む。下段は同じ一人の通学時間を1回目から5回目まで測る記録を横に並べ、測定値5個と学生1人を分ける。
母集団は知りたい対象全体、標本は選んで調べた一部です。母集団と標本の数字は、学生を区別する番号です。観測単位が学生一人で、同じ学生を5回測った場合、測定値は5個でも学生は一人です。