累積罹患割合の対象と期間
開始時に発生可能な集団を一定期間追跡し、新しく発生した人の割合を求めるのが累積罹患割合です。その期間の発生リスクとして読めます。初回発生を調べる閉鎖集団では、開始前に既に発生した人を、現在の状態が終わっていても初回発生の分母へ足しません。発生の有無などの結果を転帰といいます。全員の期間末までの転帰が分かる条件なら、開始時に発生可能な60人のうち6人に発生した6か月リスクは6/60=10%です。1か月と1年のリスクは観察期間が違います。後の記録や発生の規則がないまま、1か月の割合を12倍して1年のリスクへ置き換えることはできません。