早く見つけることと、健康上の利益

健康利益は、目的に照らして健康や生活に役立つ変化です。早期発見に合う対応によって重い結果が減ることなどが、スクリーニングで目指す利益になります。検査をした人数や見つかった病変の数は、その過程の情報です。発見が増えたことだけで、重い結果が減ったと確かめたことにはなりません。病変は、身体の組織などに生じた異常な変化です。どんな病変をどの時期に見つけ、その後にどの対応へつながったかと、健康や生活の結果を別に追います。

選別から、確認と対応へ

対象集団から陽性と陰性の結果を分け、陽性から結果の説明、確認、結果に合う対応への経路を示す。状態と結果の二軸で真陽性・偽陰性・偽陽性・真陰性を区別し、発見数と適切な対応後の健康利益は別に確かめる。
選別した結果を伝え、意味を説明し、必要な確認へつなぎます。対象状態と結果は別の軸です。確認した結果に合う対応と、その後の健康利益を確かめる過程が必要で、検査や発見の件数だけでは健康利益が分かりません。