右下葉の上部と肺底

右下葉のS6は、下葉の上部で後方側へ広がります。その気管支B6は、肺底へ続く幹とは別に分かれます。肺底の代表的な対応はS7が内側、S8が前方、S9が外側、S10が後方です。S6の番号が先だから肺全体の最下部という意味ではありません。下葉の上部と、肺底へ広がる複数の区域を分けます。

右肺の典型的な区域の所属と方向

右肺の区域番号を肺葉ごとに三つの独立した配置へ広げた模式。上葉はS1肺尖側、S3前方を画面左、S2後方を右へ置く。中葉は外側S4を左、内側S5を右に置く。下葉は上部後方のS6を肺底より上の別の段へ置き、肺底はS8前方を上、S10後方を下、S9外側を左、S7内側を右へ広げる。各段の軸は直接名付けており、一枚の立体投影や精密な断面、同じ画面位置が全段で同じ方向という意味ではない。箱の境界は実質を完全に隔てる壁や葉間裂ではない。全個体の枝や境界は固定しない。
同じ右肺でも、所属する葉と方向を分けます。下段のS6は下葉の上部で、さらに下に広がる肺底の四つの方向とは別に読みます。