頸部から胸郭入口へ

横隔神経は主にC3〜C5の前枝に由来し、頸部から横隔膜へ向かう神経です。前斜角筋の前面を下った後、胸郭入口では通常、鎖骨下動脈の前、鎖骨下静脈の後を通ります。動脈と静脈を一本の血管として描くと、この間の位置を読めません。副横隔神経が別に加わる場合や血管との位置関係の違いがあるため、代表的な経路を全員の一本の神経へ固定しません。

横隔神経の由来と胸郭入口の前後

上段はC3、C4、C5の前枝由来の寄与が横隔神経へ集まる関係を示し、実際の頸部の精密投影や全分枝の数を示さない。下段は同じ神経の胸郭入口の局所を広げ、前が画面左、後が右。鎖骨下静脈、横隔神経、鎖骨下動脈をその順に置き、横隔神経が動脈の前、静脈の後を通る通常の関係を直接示す。線は神経の連続で、血流の矢印ではない。副横隔神経や位置の変異は描かない。
胸郭入口では、神経と動脈・静脈を別々に追います。代表的な前後関係であり、副横隔神経などの変異は別にあります。