二つの入口から類洞、帰還へ

肝臓には門脈系と肝動脈系の二つの血液流入がある。小さな門脈枝と肝動脈枝からの血液は類洞へ入り、中心静脈、肝静脈を経て下大静脈へ向かう。門脈の血液も酸素を含み、流入経路を単純に酸素が全くない道と酸素だけの道へ分けない。ここでたどるのは血液の経路で、胆汁の胆管への道とは別である。

門脈・肝動脈から、肝静脈の帰還へ

主要な血管の連続を上下の箱と矢印で示す経路模式で実際の投影ではない。上腸間膜静脈と脾静脈が門脈の主要幹へ合流し、門脈は肝門側から肝臓へ向かう。総肝動脈から固有肝動脈へ続く通常の動脈の道が別に肝臓へ入る。肝内の小枝から類洞、中心静脈、肝静脈、下大静脈へ血液が続く。主要な右中左肝静脈の名前は示すが全例三本だけとはしない。赤青は直接名付けした動静脈の別で酸素量や流量比ではない。腹腔動脈、全枝、膵頸の実投影、胆管や全合流変異は省略。
肝門側の門脈・肝動脈の流入から、類洞・中心静脈を経る帰還をたどります。肝静脈は下大静脈へ続き、胆管と同じ出路ではありません。箱は血管の形や長さを表しません。起始・追加の枝・本数には型の違いがあります。