肝小葉の血液と胆汁は別の道

古典的肝小葉では、肝細胞の列が中心静脈の周りに配列し、周辺には門脈枝・肝動脈枝・胆管を含むまとまりがある。血液は周辺から類洞を通って中心静脈へ向かう。胆汁は肝細胞の間の毛細胆管に集まり、周辺の細い胆管側へ向かう。肝細胞の列、血液の空間、胆汁の通路を同じ管にしない。古典的な模式の形を、全ての小葉の精密な境界として当てはめない。

血液は中心へ、胆汁は周辺の胆管へ

古典的肝小葉の関係の一部を二つの経路パネルで示す。上は周辺側の門脈枝と肝動脈枝から類洞へ入り中心静脈へ向かう血液の道。下は隣接する肝細胞の間の毛細胆管から周辺の胆管へ向かう胆汁の別の道。肝細胞の箱と毛細胆管線は位置関係だけで細胞の精密断面ではなく、血液の類洞と胆管は同じ内腔ではない。色の違いだけに頼らず直接名付けし矢印を置く。全小葉の六角輪郭や全ての肝細胞配列、門脈三つ組の実断面投影は描かない。
血液は周辺の血管枝から類洞を経て中心静脈へ向かいます。胆汁は肝細胞の間の毛細胆管から周辺の胆管へ向かう別の道です。上下は関係を取り出した模式で、同じ液体や同じ内腔として結びません。