血液は毛細血管から肺静脈、肺門へ戻る

肺動脈の枝は肺胞近くの毛細血管網へ続き、その先の血液は細い静脈から肺静脈へ集まる。区域間を走る主な静脈にも集められ、肺静脈は肺門から出る。気管支に沿って入る動脈の道と、血液を集めて出る静脈の道は、全て同じ枝分かれの線を往復するものではない。

区域内の気管支・動脈と区域間静脈

上段は隣り合う二区域の管の模式断面。各区域内部の空気の通路を緑の白抜き円の区域気管支、別の血液の管を赤い肺動脈枝の円として示す。二区域の境界付近に青い静脈の円を置き、区域間を走る静脈と名付ける。破線は説明のための境界で、葉間裂・完全な隔壁・全静脈の位置ではない。下段は血液の連続を、肺動脈の枝から肺毛細血管網、肺静脈、肺門から出る道へつなぐ。空気の気管支内腔は血管の内腔と合流しない。実断面の投影、区域名・S番号・厳密な境界・全静脈分枝は示さない。
区域内部では気管支と肺動脈の枝が近くを進む別の管です。肺静脈の主な枝は区域の境界付近を走り、区域内の細い静脈からも血液を集めます。破線は葉間裂や完全な隔壁ではなく、全静脈の位置も示しません。下段は肺動脈の枝から毛細血管網、肺静脈、肺門へ続く血液の道です。赤・青は名前付き血管を区別し、酸素量を表しません。