右は大静脈へ、左は左腎静脈へ

副腎静脈の主要な帰還先は左右で異なる。右副腎静脈は通常下大静脈へ直接入り、左副腎静脈は通常左腎静脈に入り、その先で下大静脈へ続く。左側を右側の経路の鏡写しにはしない。左下横隔静脈との共通幹や本数・合流の違いもあるが、個々の変異の形を全て同じ線に重ねて読む必要はない。

副腎動脈の三群と副腎静脈の左右差

上段は主な起始を示す独立接続図で、下横隔動脈から上副腎動脈群、腹大動脈から中副腎動脈、腎動脈から下副腎動脈群が副腎へ流入する。群を一経路へ集約し、全本数・微細枝・精密投影は示さない。下段は前から本人を見る通常の主要静脈模式で本人の右が画面左。右副腎静脈は下大静脈へ直接入り、左副腎静脈は左腎静脈へ入り、その先で下大静脈へ続く。矢印は血液の流れ、色は名付けた血管の区別で酸素量を示さない。静脈の全合流変異は描かない。
上段は動脈の流入、下段は静脈の帰還です。本人の右が画面左。右は下大静脈へ直接、左は左腎静脈を経て戻る通常経路を区別します。