腋窩の前と後を筋で結ぶ

大胸筋は前腋窩ひだに、小胸筋はその深い前壁に関わります。後腋窩ひだは広背筋と大円筋が作る部分です。腋窩後壁のさらに上方には、既に学んだ肩甲下筋があります。外側では烏口腕筋・上腕二頭筋と上腕骨が近接します。これらは前・後・外側の位置を読む目印で、同じ壁にある全ての神経や血管を同一の支配にまとめません。

後腋窩の二筋を分ける

上段は広背筋の広い体幹側の付着から溝の底へ、下段は大円筋の肩甲下角側から内側唇への連絡を示す。腱のねじれと互いの全前後輪郭は省略。
広背筋と大円筋はともに上腕の伸展・内転・内旋に関わる。後腋窩ひだで近接する二筋を、体幹から広く起こる筋と肩甲骨から起こる筋に分け、停止と神経も別に追う。