肺の血管外へ増えた液体が働きに関わる

肺毛細血管の圧が高まる条件では、血管外へ液体を押し出す方向が強まります。押し出された量が、血管へ戻る量やリンパで回収される量を上回ると、肺の細胞の間である間質に液体が増えます。さらに肺胞側へ液体が増える場合もあります。肺胞は空気と血液の間でガスが移動する場です。液体の増加はガスが移動する距離や空気が入る状態に関わり、肺を広げる負担やガス交換への影響を通じて息苦しさなどにつながり得ます。左心の充満の障害、肺血管側の圧、血管外の液体、呼吸の働きは、途中を省かず結びます。息苦しさにはほかの経路もあるため、この経路を全ての息苦しさに当てはめるものではありません。

肺の血管外液体と呼吸の働き

空気を含む肺胞、肺胞壁、間質、赤血球を含む肺毛細血管を別の区画として描く。血管内圧が高い代表条件で血管壁を越える液体移動が増え、回収を上回れば間質の液体が増える。血管内のうっ血とは別区画である。壁外液体がガス移動の距離や状態、肺を広げる負担へ関わり、条件により息苦しさへつながり得る。
肺毛細血管圧が高い条件で壁外へ押し出す液体が増え、回収を上回れば間質に過剰な液体が蓄積します。血管内のうっ血と血管外の浮腫は別区画です。液体の増加はガスの移動や肺を広げる負担に関わり、息苦しさにつながり得ます。