心拡大と弁の接合の変化

機能性(二次性)MRの具体型として、心臓が拡大することに伴い、僧帽弁の弁輪が大きくなったり、弁尖が引っ張られたりする経路がある。この変化が弁尖の接合不全を生み、逆流につながる。 弁輪拡大と弁尖の牽引は、ここでは「又は」で示す病的な変化であり、全症例で両方が必須とはしない。腱索が切れる経路と、心拡大に伴う接合の変化を対応させて読む。この対比から、個別患者の原因、重症度、検査や治療の適否を決めない。

僧帽弁の逆流へ至る二つの具体型

一次性の具体型
腱索の断裂・延長。弁尖の接合部に
隙間。二次性の具体型
心拡大。弁輪拡大 又は
弁尖の牽引
接合不全。僧帽弁の
逆流
採用した原典の一次性と二次性の具体型を、僧帽弁の逆流へ至る病的経路に結ぶ概念図。腱索の断裂と延長、弁輪拡大と弁尖の牽引を、それぞれ同時に必須とはしない。全原因を列挙する図でも、一次性から二次性へ進む経過図でもない。個別患者の原因の排他判定や診療手順、原画像を再現しない。