原因分類を個人の診断手順にしない

脊柱の先天的異常による側弯と、神経・筋の異常による側弯は、原因について確認された情報から区別する疾病分類である。肩や腰の左右差があるという所見だけでは、どちらの原因が確認されているかを代替しない。原因不明という記録だけから、新しい先天異常や神経・筋の異常の有無を自分で確定するものでもない。 この原因分類は、個人を前かがみにして観察する検査、画像の撮影・判定、装具・運動・手術の適否を決める手順ではない。既存の脊髄・神経根の圧迫、椎体の圧潰、分離・すべりの病態と、側弯症の原因分類を同じ情報へまとめない。

側弯症の原因と分類

原因が不明。特発性側弯症。脊柱の
先天的な異常。先天性側弯症。神経や筋の異常。症候性側弯症
原因の説明と側弯症の分類を三つの独立した組で示す独自概念図。特発性から先天性、症候性へ進む経過や序列を表さない。曲がる方向や姿勢の所見だけから原因を診断する図ではない。