代表的な組合せとして理解する

前方の椎間板膨隆と後方の黄色靱帯肥厚は、腰部狭窄を説明する代表的な組合せである。全ての患者で両方が同じ程度にみられるという意味ではなく、他の組織の変化が関わることを否定する説明でもない。 図は、この二つの変化から通り道の狭まり、神経根・馬尾の圧迫へ進む関係を示す。個人の痛みやしびれだけから、狭窄の原因、診断、治療方法を決める図ではない。

二つの病的変化から神経圧迫へ

前方:椎間板が
膨隆する。後方:黄色靱帯が
肥厚する。神経が通る
空間が狭まる。神経根・馬尾が
圧迫される
腰部狭窄の代表的な前方・後方因子を結ぶ概念図。前方・後方は患者の身体の向きであり、図の上下や実際の骨の形を再現しない。全例で両因子が必須、他の原因がないという意味ではない。