形態の変化と筋全体の機能を分ける

上腕二頭筋には肩側に二つの腱の付着があり、長頭腱が完全に断裂しても、短頭側の付着が残ることがある。そのため、筋腹の形が変わることと、上腕二頭筋の機能がすべて失われることは同じではない。 Popeye変形は腱断裂で現れ得る形態であり、すべての断裂で必ず見えるとは限らない。形の説明だけで個々の人の断裂を確定することはできない。

肩側の腱断裂から筋腹の形態変化へ

肩側の腱断裂から筋腹の形態変化へ
肩側の腱断裂に伴って現れ得るPopeye変形の概念図。筋を張って保てないことと、筋腹が肘寄りに膨らんで見えることを結ぶ。解剖図や自己検査の手順を表すものではなく、すべての断裂で同じ形になることを示していない。