主な病態の対応と、患者の判断を分ける
この章で比べるのは、ABO不適合の急性反応で挙げられる血管内溶血と、遅発性反応で主体となる血管外溶血という病態の対応である。骨髄での血球産生低下を扱った既存の再生不良性貧血の章とは、赤血球に生じる問題の段階が異なる。 病態の対応を覚えることだけで、ある患者の反応を確定したり、輸血の適否や実際の処置を決めたりしない。急性と遅発性を、一方から他方へ必ず進む経過としても読まない。図は主な病態の分類を示している。
この章で比べるのは、ABO不適合の急性反応で挙げられる血管内溶血と、遅発性反応で主体となる血管外溶血という病態の対応である。骨髄での血球産生低下を扱った既存の再生不良性貧血の章とは、赤血球に生じる問題の段階が異なる。 病態の対応を覚えることだけで、ある患者の反応を確定したり、輸血の適否や実際の処置を決めたりしない。急性と遅発性を、一方から他方へ必ず進む経過としても読まない。図は主な病態の分類を示している。