一細胞の大きさと、細胞の数

肥大は、一つ一つの細胞が大きくなることで、組織や器官の大きさが増す変化です。過形成は、細胞の数が増える変化です。細胞数が同じでも、細胞が大きくなれば組織は大きくなり得ます。反対に、一細胞の大きさが同じでも、数が増えれば組織は大きくなり得ます。肥大と過形成が同時に起こる場合もあるので、器官が大きいという結果だけから、どちらか一方と決めることはできません。

細胞の大きさと細胞数を分ける

同じ基準の細胞集団を上段に置いた比較。中段では細胞数を保って各細胞が大きくなり、下段では各細胞の大きさを保って細胞数が増える。細胞膜と核を持つ細胞の実形で二つの違いを示す。
肥大では一つ一つの細胞が大きくなり、過形成では細胞数が増えます。両方が同時に起こる場合もあり、器官の大きさだけでは区別できません。