流入が増えることと、流出が妨げられること

充血は、局所の動脈側から入る血液が増える変化です。小さな動脈が拡張し、流入が増える経路が代表例です。うっ血は、静脈側へ出る流れが妨げられて血液がたまる変化です。入口から多く入ることと、出口へ出にくくなることは、血液が増えるという結果が共通しても機序が違います。うっ血では毛細血管内の圧が高まり、間質への液体移動へ関わる場合があります。血管内の血液の貯留と、血管外の浮腫はつながり得る別の変化です。

流入が増える充血と流出障害のうっ血

上下とも血液は左の動脈側から中央の局所血管を通り、右の静脈側へ進む。上段は流入が増える充血、下段は右の出口側で流出が妨げられるうっ血。血管内にたまる赤血球と血液の場所は、血管外の浮腫とは区別される。
充血では動脈側から局所へ入る血液が増えます。うっ血では静脈側への流出が妨げられ、血液がたまります。うっ血で毛細血管内の圧が高まると、血管外の間質へ液体が増える浮腫につながる場合があります。