負のままでも電位は上がる

負の静止値から0に近づく変化を脱分極という。たとえば−70 mVから−50 mVへ変わると、まだ負の値でも電位は上がっている。正の値になることが脱分極の必須条件ではない。脱分極の後、静止値へ戻る向きの変化が再分極、静止値より負になる変化が過分極である。どれも基準と経過を見て読む。これらの数値は読み方を確かめる例で、全てのニューロンに共通する正常値を示してはいない。

負のままでも、記録は上がる

上の模式は同じ膜部分の外側を左、内側を右に示す。外側を相対測定の基準0とし、内側の電位が外側より低い前の記録を−70とする。中央の二本線は細胞膜、二つの点を結ぶ細線は電位差を読む位置の対応で、物質移動の矢印ではない。下の縦軸は膜電位をミリボルトで比べる比例した数値軸。目盛の間隔は数値の差に比例し、0から−50までの間隔は−50から−70までの2.5倍である。正式しずくまめの同じ画像を、前は−70、後は−50の高さに置き、前後の目印を横に分け、上向きの矢印で高くなる変化を示す。横位置は電位ではなく前後の区別で、高さが電位を表す。まめは同じ記録の目印役で、実際に膜内を動く物体やイオンではない。内側−外側の同じ基準では−50は−70より高く、まだ負の値でも電位は上がる。これらの値は負の静止値から始める読み方の模型で、全ニューロンの正常値や細胞内液全体の電荷を示さない。
内側−外側の同じ基準で、外側を0として比べます。しずくまめは同じ記録の目印役で、横位置は前後の区別、高さが電位です。負の静止値から−70→−50となる模型で、全ニューロンの正常値ではありません。位置や面積も電荷の分布を表しません。