腎の二つの枝を、作用する場所で分ける

PTHの腎への働きには、Caを管腔から血液へ戻す再吸収の枝と、活性型Dを介して腸の吸収へつながる枝があります。前者は腎でCaの移動を変え、尿への損失を減らす側へ働きます。後者は腎で分子の形を変える段階を経て、腸から体内へ入るCaに関わります。PTHが増えたという同じ入口からでも、途中の物質と働く場所は違います。一方の経路が変わった比較では、その先のどの移動が変わるかを、腎で戻す枝と腸から取り込む枝に分けて説明します。

PTHから腎のD活性化、腸の吸収へ

食物・皮膚のD材料、肝での変化、腎で活性型へ至る変化をつなぐ。PTHは腎の活性化を促す作用。活性型Dは腸でCa・リン酸の吸収を促し、成分が腸の中から体内へ移る。腎のCa再吸収とは場所・途中の成分が異なる枝。
材料と肝・腎の経路が保たれる代表条件で、PTHは腎のD活性化を促す側へ働きます。活性型Dは腸のCa・リン吸収を促します。腎でCaを血液へ戻す枝と、腸から体内へ取り込む枝を分けます。