吸収の方向と、期間内の骨量

持続刺激は、刺激がある期間続いている条件です。PTHによる骨吸収促進は、この代表条件での作用方向を表します。一方、正味の骨量の変化は、同じ期間の骨形成量と骨吸収量の差で決まります。両方が進んでも形成と吸収が等しければ、更新は続きながら正味量は変わりません。形成が上回れば増え、吸収が上回れば減ります。刺激の時間的な与えられ方や他の調節条件によって両者の働きは変わるため、PTHの一つの作用方向と全条件での正味骨量を同じものとして扱うことはできません。

PTHの骨への間接作用と、Caの移動

PTHを骨芽細胞系・骨細胞が受け、その連絡を介して破骨細胞の形成・働きへつながる。代表的な持続刺激条件では骨吸収を促す側へ働き、骨Caが細胞外液へ移る。情報の連絡とCa物質の移動は別の線。正味骨量は同期間の形成量と吸収量の差を追う。
骨芽細胞系・骨細胞がPTHを受け、連絡を介して破骨細胞の形成や働きへつながります。代表的な持続刺激では骨吸収と骨Caの細胞外移動を促す側へ働きます。正味骨量は同期間の形成と吸収の差を追い、一つの作用方向だけからは決まりません。