反射の方向と、その後の圧を確かめる

心臓が一拍で送り出す血液量を一拍量、単位時間に送り出す量を心拍出量といいます。同じ期間の記録では、心拍数と一拍量の両方が心拍出量に関わります。動脈圧には心臓からの流入、血管の抵抗、血液量や血管壁の性質なども関わります。圧受容反射の向きが分かると、どの心臓・血管の働きが変化に抗するかを説明できます。その後の圧がどこまで戻ったかは、実際の心拍数・一拍量・血管条件と、同じ時点の圧を確かめます。反応には時間もかかり、他の入力が加わるため、出力の方向だけで最終圧の数値や完全に戻る時刻を決めません。ここでたどったのは短期の反射で、体液量などを変える長期の調節は次の段階で学びます。

圧上昇を打ち消す、心臓と細動脈の枝

正常な急性反射で他入力が同じという条件で、求心発火の増える向きから、心臓への交感出力が減る、副交感出力が増える向きと、細動脈の交感性収縮駆動が減る向きを別の枝へ結ぶ。心拍・収縮力と内腔・抵抗の作用は元の圧変化に抗する。変わった壁の状態を再び受け取る戻りと、実際の最終圧の観測を区別する。
正常な急性反射で経路と他入力が同じなら、伸展と求心発火の増加は心臓への交感出力を減らし、副交感出力を増やす向きに働きます。細動脈の交感性収縮駆動も弱まり、内腔が広がって抵抗を下げる側へ働き、元の圧上昇に抗します。その後の圧は実際の同時点の記録で確かめます。

圧低下を打ち消す、心臓と細動脈の枝

正常な急性反射で他入力が同じという条件で、求心発火の減る向きから、心臓への交感出力が増える、副交感出力が減る向きと、細動脈の交感性収縮駆動が増える向きを別の枝へ結ぶ。心拍・収縮力と内腔・抵抗の作用は元の圧変化に抗する。変わった壁の状態を再び受け取る戻りと、実際の最終圧の観測を区別する。
正常な応答範囲で急に圧が下がると、伸展と求心発火が減り、心臓と細動脈への交感駆動を増やし、心臓への副交感駆動を減らす側へ働きます。心拍・収縮力と細動脈の抵抗を上げる応答は、元の圧低下に抗する方向です。最終の圧値や完全に戻る時刻は出力の方向だけでは決まりません。