延髄の核を内側と外側で分ける

舌下神経核は延髄の背内側にあり、舌の筋への運動線維を出します。その外側寄りには迷走神経背側運動核があり、副交感性の出力に関わります。孤束核はさらに外側にあり、内臓の感覚や味覚の入力を受ける領域です。疑核はこれらより腹外側の被蓋にあり、主に咽頭・喉頭などの横紋筋への運動出力に関わります。迷走神経の運動、感覚、副交感の線維を、一つの核だけの出力とはしません。

延髄の核と、前面・背面の目印

上が背側、下が腹側。内側の1舌下神経核、外側寄りの2迷走神経背側運動核、さらに外側の3孤束核、腹外側の4疑核。前面のオリーブと錐体、別の高さの背側の薄束・楔状束核を分ける。
上段は開いた延髄で、背内側から外側、腹外側へ広がる代表的な核を番号で整理します。核の形や距離を精密に表す断面ではありません。最下枠の薄束核・楔状束核は尾側延髄背側の別の高さの構造です。