矢状面と正中の位置

矢状面は人体を右側と左側の部分に分ける縦の面である。そのうち正中を通って右半と左半へ分ける面が正中矢状面である。右半と左半は同じ形や同じ体積という意味ではない。面の向きを変えず正中から平行移動すれば、矢状面のまま正中以外を通る。

矢状面:右と左を分ける

正面寄りから見た立位の人体模型に、頭足方向と前後方向へ広がる縦の面を示す。図の左が本人の右、右が本人の左。面は人体を右側と左側へ分ける。斜めに見える幅は前後方向の奥行きを表し、面の傾きや実寸を表さない。
面を斜めから見た模式です。矢状面は左右を分ける向きであり、正中を通るとは限りません。

正中を通る面と、通らない面

一つの人体模型に平行な二つの矢状面を重ねる。実線の面は左右の中央を通る正中矢状面。破線と点模様の面は本人の右側、つまり図の左側へ平行移動した矢状面で、正中を通らない。二面は同じ向きで、異なる位置を通る。
二面の向きは同じです。正中を通るかどうかが違います。左右の器官が同じ形・体積という意味ではありません。