三つの面を使い分ける

人体全体を前方と後方に分ける縦の面は冠状面で、前額面ともいう。人体全体の頭足軸に直角で上方と下方に分ける面は横断面で、解剖学的正位では水平面となる。正中矢状面と横断面を組み合わせると、左右の区分と頭足の区分を組み合わせられる。

冠状面:前と後ろを分ける

正面寄りから見た立位の人体模型に、頭足方向と左右方向へ広がる縦の面を示す。前後の奥行きは斜めの矢印で表し、前方は胸腹側へ向かう右下向き、後方は背中側へ向かう左上向きとして描く。前後方向の矢印は本人の左右を示すものではない。
前後の奥行きを斜めに描いています。冠状面(前額面)は前と後ろを分ける面です。

横断面:頭側と足側を分ける

立位の人体模型を頭足軸に直角な面が横切る。面の奥行きを斜めの四角で示すが、実際には人体全体の頭足軸に直角である。面より頭側は上方、足側は下方。個々の器官や曲がった四肢の軸の断面を示す図ではない。
水平な面の奥行きを斜めに表した模式です。解剖学的正位の人体全体の頭足軸を基準にします。