更新が続くことと、正味の骨量

骨吸収と骨形成を繰り返して骨を更新する過程をリモデリングと呼びます。成人でもこの更新は続きます。長さの成長が終わったことや、外形が変わらないことは、骨代謝が止まった証拠ではありません。一定期間に形成される量と吸収される量が等しければ、更新があっても正味の量は変わりません。形成が吸収を上回るか下回るかによって正味の増減が変わります。骨への物理的刺激は両方の活性の調節やバランスに関わりますが、一つの刺激だけから個人の骨量や運動の効果を確定することはできません。

更新と正味の骨量

骨表面の基質が吸収され、続いてその場所に新しい基質が形成される。形成量と吸収量を一定期間で比べ、等しい、形成が多い、形成が少ない場合を正味の変化へ対応させる。
成人の骨の局所更新を吸収から形成への段階として模式化。下段は同じ期間に形成される量と吸収される量の比較で、等しい場合も更新は止まっていない。個々人の骨量や一つの運動刺激の効果をこの図から決めない。